好転反応って、1度は聞いたことありますね?
でもいったい好転反応がなんなのか?
知らないって方も多いんです!
スタッフではなく、お客さんとして酵素風呂に通っていたときに・・・はじめて好転反応が出た時好転反応でカラダに湿疹がでて、慌ててしまったのを覚えています(笑)
「身体の細胞が活性化して、元気になれる!」と思って、酵素風呂にきたのに・・・
アトピーのようにプツプツ湿疹の症状が出て、痒みがなかなか治らなかったんですよね。
お店の人に症状について質問すると、
「好転反応」について、このように説明を受けました。
体にとって大切なデトックス反応なのだと・・・うっすら理解できなくもないですが、、、
・・・ですね!
酵素風呂に通っているうちに、
私ような湿疹や痒みと行った症状だけでなく
悪寒 | アトピーの悪化 | 頭痛 |
蕁麻疹 | だるさ | 吹き出物 |
と言ったような変化が出る方を、何人か見かけました。
ただでさえ
期待した効果と違う結果なのに
- 好転反応の原因がよくわからない
- 好転反応の期間はどのくらい続くのか分からない
- 好転反応の頻度がどれくらいあるのかわからない
と言った状態で、中には不安に思う方もいらっしゃいました。
酵素風呂はカラダの細胞を活性化し、元気にしてくれる健康風呂のはずが・・・
不安な思い出だけ残って途中で辞めてしまうのは、とても勿体ないですね。
酵素風呂のメリットを上手に取り入れるためにも、好転反応への「正しい知識」と「対処法」を知っておくことは、とても大切です。
そこで今回は
酵素風呂と好転反応について、知っておくべき情報をまとめました。
酵素風呂をこれから試したい方や、好転反応が出て困っている方のお役に立てていただければと思います♪
この記事の目次
酵素浴をしていると好転反応は起こるの?
まずはじめに、酵素風呂で好転反応が起こるのか?についてお話しします。
結論から言うと・・・
「好転反応は起こります」
はい、起こっちゃいます(笑)
好転反応というと、
「ヤダなぁ〜〜」と、悪いイメージをお持ちの方も多いですが・・・
好転反応の現れ方もの人それぞれ。
私たちが「うれしい」と感じる好転反応もあれば、「あまり喜ばしくない」と感じるものもあります。
中にはほとんど感じない方もいますよ!
ただ、酵素浴で
好転反応が起こるか?起こらないか?
で言うと、結論として「起こります」
これだけだと分かりづらいので、好転反応についてもう少し詳しく学んでみましょう!
酵素風呂の前に、そもそも好転反応とは何だろう?
酵素風呂と好転反応の関係を話す前に・・・
- まず好転反応とはそもそも何か?
- 好転反応にはどんな種類があるのか?
について見ていきましょう。
好転反応そのものについて知っておくと、酵素浴で予想外の症状が現れたときにでもしっかり冷静に対応できます♪
好転反応はカラダが正常に戻るための、一時的な反応!
好転反応をざっくり表すと・・・カラダが「好転」するために起こる一時的な「反応」のことをさします。
そう!その字のまんまですね!!
身体が良くなる!というサインなので、わかりやすいもので言うと・・・
なんてのは、わかりやすく「良く」なってますが・・・これも好転反応ですね!
良く誤解されがちですが、
別に悪化した反応が好転反応ではありません。
好転反応(こうてんはんのう)とは、もともとは東洋医学(按摩や鍼)で使われる用語で、治療の過程で一時的に起こる身体反応のこと。反応の程度はさまざまである。
出典引用:Wikipedia
ここで大切なのは、
「カラダが良くなる過程で起こる一時的な反応」が、好転反応だと言うことです。
だから、一見すると悪化したような状態でも好転に向かうために起こる反応であれば・・・それは好転反応になります。
たとえば、
身体に良くないものを食べてしまったときに、胃がムカムカして吐いてしまった。
これも身体に不要なものを吐き出し、正常な状態に戻すための反応なので・・・好転反応と言えます。
他にも
- 身体や顔に湿疹がでて、肌が荒れてしまった。
- 急に疲れが溢れて、寝込んでしまった。
- 身体に軽い痛みがあり、だるい
- 鼻水や涙が出て止まらない。
- 下痢が何日も続く
- 頭がフラフラ、ボーッする。
なんて・・・ホントに身体が良くなってるの?と、思わず疑ってしまいそうなものも、場合によっては好転反応になるケースもあるんですね。
好転反応は、
良くなるまでの一時的な反応ということがポイント!!
もし好転反応が出てしまっても、時間とともに落ち着くので心配はいりませんよ♪
好転反応には4つの段階がある!注意しておきたい各症状について
好転反応は、通常4つの段階にわけて進んでいきます。
- 弛緩反応
- 過敏反応
- 排泄反応
- 回復反応
酵素風呂に通い続けて、
いきなり好転反応がではじめた?なんで??
なんて思う方も中にはいますが・・・それは、カラダの中にあった好転反応が、ようやく「表に出てくる準備が整った」ことの表れです。
この4つの段階をあらかじめ知っておけば、慌てることなく「好転反応かどうか?」を判断し、予想することも可能です♪
それでは、それぞれの好転反応についてもう少し詳しく見てみましょう!
1. 弛緩反応 カラダの臓器が本来の機能を取り戻す
体が病的状態だったところから、臓器の機能が回復していくときに起こります。
今まで体内に溜まっていた老廃物が、身体中を巡ることでバランスを崩してしまうからなんですね。
主な症状としては、
- 倦怠感
- 眠気
- 脱力感
と言ったものがあります。
2. 過敏反応 体が以前の病的状態へ戻ろうとする作用
カラダの滞りがとれ、今まで機能していなかった部分が動き出したことにより起こる、反動の作用です。
急に動かなかったトコロが動いて、体がびっくり!
過敏な状態になることですね。
主な症状としては、
- 筋肉痛のような痛み
- 便秘・下痢
- 発熱・発汗
- 腫れ
と言ったものがあります。
「痛みを感じない」くらい慢性的になってた神経痛が、カラダの機能が回復したことで「感じられる」ようになった!というケースもあります。
コレは、一見すると、表面上には悪化しているようにも感じますが・・・
実はカラダの機能が回復したからなのですね!
3. 排泄反応 解毒作用で、尿や皮膚などに反応が出る
体の解毒作用が進むと、次に老廃物などを体外へ排出する作用が起こります。
「排出」と付いているくらいですがから・・・
尿や、汗、便、皮膚といった、カラダの排泄器官や表層部分に反応が現れるのです。
主な症状としては、
- 吹き出物・湿疹
- アトピーの悪化
- 目やに、耳垢が増える
- 尿・便が増える、色が変わる
と言ったものがあります。
水分をたっぷり採ると、排出をスムーズに手助けできるのでオススメですよ♪
4. 回復反応 血流の滞っていた部分が回復
今まで血流が滞っていた場所に、血が回り出したことで起こる回復反応です。
” 水 ”をイメージするとわかりやすですが・・・
” 流れ “が無い水は、” 腐り ”ますよね?
コップに貯めっぱなしの水は腐ります。
でも、循環している水は腐りません。
腐るということは、酸化することです。
つまり、
血液も循環が起こることで腐敗(=酸化)しにくくなるのですね。
回復反応の主な症状としては、
- 発熱
- 吐き気
- 腹痛・胃痛
- だるさ
- 動悸
と言ったものがあります。
老廃物を排出し、血液がクリアになっていくと、回復反応は落ち着いてきます。
酵素風呂で出やすい好転反応は?実例をまとめました!
ここまでで「そこそも好転反応とは?」という部分を中心に、お話ししてきました。
ではいよいよ本記事のキモの部分・・・
「好転反応と酵素風呂」について、詳しく見ていきましょう♪
- かゆみ
- 発熱
- 蕁麻疹
- 頭痛
- 鼻水、目やに
- 大量の尿、便
- 尿や便の色の変化
- 吹き出物、湿疹
- 軽度の痺れ
- だるさ(倦怠感)
- 精神的な落ち込み
- 眠気
- 耳鳴り
- 皮が剥ける
酵素風呂の場合は
「排泄反応」の症例に近い反応が、とくに出やすいなぁ〜と、スタッフとして個人的に感じます。
これは推測ですが・・・
酵素風呂の原料である「酵素」が、皮膚(肌)に直接働きかけているからではないか?と思うのです。
たくさんの症例をご紹介しましたが、
とくによくあるケースが赤文字部分(かゆみ・吹き出物・倦怠感)の3つになります。
あと、
- 耳鳴り
- 頭痛
などは、好転反応に似ているけど単なる「水分不足」で引き起こされるケースもあります。
酵素浴で好転反応が起こるタイミングは?
好転反応が起こるタイミングは、ズバリ「入浴後」に起こります!
お風呂上がり・・・と言っても、実は2つのケースがあるんですよ!
- 酵素浴後、すぐに起こるケース
- 数時間・・・もしくは数日後に起こるケース
「湯あたり」などと間違えやすいですが、入浴後にすぐ起こる好転反応もあります。
たとえば、
- 血流が良くなって、手足がまだら色になった
- 鼻水や、涙が出る
- かゆみが起きる
といったものは、入浴後すぐに起こりやすい症状です。
そのほかの症状は、入浴後にすぐ現れたりもしますし・・・時間を置いてから出たりもします。
身体の疲れや、ストレスが溜まっていた場合は、すぐに好転反応が現れる印象です。
逆に、自分でも気づいていないような潜在的な原因ほど・・・表面に好転反応として現れるまでに時間がかかります。
慢性的なココロや身体の悩みほど、根本原因は深いところにあります。
このような潜在的な原因は
解決までに時間はかかる一方で、一度解決すればリターンも大きくなります。
もし突然、
「長年通いつめていた酵素風呂で、好転反応が出だした!」
といったときには、
自分でも気づかない部分まで反応が届いた証拠!喜ばしいことなんですよ♪
好転反応が終わるまでの期間は?好転反応期間中も酵素浴すべき?
酵素風呂で好転反応が終わるまでの期間は、ホントに人それぞれ違ってきます!
通常、カラダの中の老廃物がで終われば好転反応も治るのですが・・・
などは、その人のライフスタイルや、これまでの生活習慣で違ってきます。
だからこそ「好転反応の期間はこれぐらいです!」と決めて話すことはできないんですね。
大切なのは、
▶︎ 好転反応がどれくらいで終わるか?
ということよりも、
▶︎ 好転反応期間中もどのようにカラダと向き合うか?
ということです。
好転反応がいつ終わるかは予測しづらいので・・・
正直、ツライなぁ〜〜と感じる方も多いです。
ただし、原因が体内の老廃物だとわかれば、、
出し続ければいつかは終わる!!
なかなか結果が出にくくて、メンタルも落ち込み気味になってしまいますが、そんなときこそ継続が大切なんですね!!
もちろん好転反応がツライときは
- 酵素浴のペースを落とす
- 入浴時間を短くする
など調整し、身体とココロにストレスを貯めないことも必要です。
せっかく表面に、疲れや老廃物が出てきてくれている・・・いわばデトックスチャンスなので、活かさない手はありませんよ♪
酵素風呂の好転反応は、副作用とは別物!!
好転反応と、副作用は混ぜてしまいがちな症状ですが・・・
まったく似て非なる現象です!
病気を治したり、症状(しょうじょう)を軽くしたりする、くすり本来の目的の働きのことを「主作用」と言います。 また、くすりを使用したことで、顔や体にブツブツができたり、眠(ねむ)くなるなど、くすり本来の目的以外の好ましくない働きのことを「副作用」と言います。
出典:日本製薬工業協会
薬を使用することは
即効性に優れていますが、半強制的に反応を引きおこすことになります。
それだけ強制力が強いので「すぐ効く」というわけです。
強制力が強いと、それだけ反動も大きいので・・・本来予想だにしていなかった好ましくない反応も起こりますが、、、それが副作用というわけですね!
ここで挙げている「好ましくない反応」とは、好き・嫌いの「好ましい」ではありません。
カラダにとって、「悪かどうか?」ということです。
一方で好転反応は、漢方の世界では「瞑眩(めんげん)現象」と言われている反応です。
瞑眩とは、好転するために一時的に起こる調整反応のことを言います。
また、
好転反応は別名「還元反応」と呼ばれ、カラダの細胞が活性化する「還元」の言葉から名付けられました。
好転反応 → 体が活性化するために起きる反応
副作用 → 薬を使うときに起こる好ましくない反応