酵素風呂と聞くと、みんな同じように思いますが・・・
お店によって
- 原料(床材)の違い
- 入浴方法の違い
- 入浴桶タイプの違い
など、いろんな特徴があります。
その中で、効果の違いに一番関係があるのが「原料(床材)」の違いです!
主に酵素風呂の原料として使われているのが、
- 米ぬか
- おがくず
のいずれかです。
米ぬか100%の酵素風呂もあれば、おがくずと米ぬかをブレンドした酵素風呂もあります。
どちらの原料にしたとしても、「発酵熱」を使っている点で同じ酵素風呂ですが・・・効果の違い以外にも、発酵方法、ニオイの違いなどがあります。
酵素浴をする目的(欲しい効果)や好みによって、
【米ぬかorおがくず】どちらの酵素風呂を選んだ方がいいか?も違ってくるのです。
今回は、そんな「原料」に注目して、効果や違いなどを比較まとめます!!
そもそも酵素風呂って何?米ぬか・おがくず酵素風呂の共通点
では、まず酵素風呂について、少しおさらいです!
酵素風呂は、別名を「酵素浴」とも言われていて・・・自宅の湯船につかるお風呂と違い、見た目はまるで砂風呂のような「埋まるタイプのお風呂」です。
酵素風呂の温度は、だいたい60〜70度前後。
はじめて入浴した方は、その温かさに驚かれますね。
さきほどもお伝えしましたが、酵素風呂は自然の発酵熱を活かした安心安全なお風呂になります。
自然発酵と言っても、なにも原料を放っておくと勝手に発酵するわけでなく・・・きちんと発酵を促進させる工程が必要です。
主な原料は、米ぬか・おがくずですが、中には薬草などもブレンドしたりしているお店もあります。
「発酵」しているだけあって・・・チーズや納豆のように、どうしても発酵臭がしてしまいますね!発酵臭はだいたい10分ほどで慣れるの安心ですよ(笑)
- 身体に負担が少なく、デトックス効果が高い!
- 好転反応はあっても副作用がない!
ということもあり、癌やアトピー治療のために温浴法の一環として利用される方も多いお風呂です。
- 温度は、だいたい60〜70度前後
- 埋まるタイプのお風呂
- 発酵を熱源とし、発酵臭がする
2つの酵素風呂(米ぬかとおがくず)は効果に違いはあるの?
酵素風呂の多くは、メインの原料として「米ぬか・おがくず」が使用されています。
原料が違っても、あまり違いは無いようにおもいますが・・・
冒頭でもお伝えしたように
原料によって、効果や体感に大きな差が生まれるんですね!
主に、この3つ点において違いに差が出てきます。
- 原料(床材)によって得られる効果の違い
- 発酵臭による効果の違い
- 発酵方法による効果の違い
では、それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう!
原料(成分)の違いで効果に差が出る!美容には米ぬか酵素風呂
米ぬか酵素風呂と、おがくずの酵素風呂では・・・もともとの原料が持つ成分に大きな差があります。
●米ぬか酵素風呂の場合
たとえば、「米ぬか」は化粧品の材料として使われるくらい美容成分がたっぷり含まれています。
お米には、ビタミンやミネラル、タンパク質といった、身体に必要な栄養素がたっぷり含まれています。
そんな成分が一番豊富に含まれている部分を集めているのですから・・・身体にイイのは頷けますよね?
米ぬか酵素風呂を体験した人は、その日にお肌の違いを実感した!と、みなさん言われます。
美容液に全身を包まれるような体験ができるのが、米ぬか酵素風呂の魅力ですね♪
米ぬか酵素風呂の中には、「脱脂ぬか(油分を抽出したヌカ)」を使っているところもありますが・・・保存性が高く衛生面的に優れている反面、保湿効果が少ない面もあります。
●おがくず酵素風呂の場合
一方でおがくず酵素風呂は、「木の粉(おがくず)」を原料としています。
もともとが木であるだけに・・・おがくずの粒子は、米ぬかよりどうしても荒くなってしまいます。
粒子が荒いということは、それだけ肌にも馴染みにくく、場合によっては肌を傷つけてしまうことがあります。
このため、酵素浴のお店によっては「肌にすり込まないでください」と言われる場合もあるのです。
おがくずにも「栄養成分」はもちろんありますが、米ぬか酵素風呂に比べるとどうしても見劣りしていまいます。
ですが、おがくず酵素風呂にも「匂い」という強みがあるんです♪ニオイについては、次項で詳しく解説していきますね!
美容効果を期待するなら…米ぬか酵素風呂がオススメ!